小学1年生 算数:おすすめの勉強法と計算ドリル
小学1年生 算数のおすすめ勉強法は、まずは授業の復習と計算ドリルを毎日やる事。次に少し難しい問題集を、最後に難しい問題集を使って頭をフル回転させます。
「できる!」を積み重ねてより難しい事にチャレンジしていくことが重要で、最初から難しめの問題集から入ってはいけません。
以下が小学一年生のおすすめの算数問題集です。下から順に進めて行くように並べてあります。
子供に考え抜かせる教材:きらめき算数脳
きらめき算数脳は中学受験大手学習塾サピックスから出ている低学年向けの考える力を養う問題集。
習熟プリントや百ます計算が算数の基本を学ぶテキストなのに対し、こちらはひたすら考える事が必要になるテキストです。中学受験の問題も解法パターンを覚える勉強がメインとなりますから、小学生の段階で時間を気にせずとにかく考えぬくという経験ができる3年生まででしょう。その間に地頭を鍛えるこのような問題集は有意義だと思います。
1年生の段階で難しければ2年生にかけてゆくっリ学習すればよいのです。少なくとも算数に関しては、同じサピックスからこでているきらめき算数脳が通信教育の『ピグマキッズくらぶ』と同等の教材となります。
- 対象: 全ての小学1年生、2年生
- 目的: 地頭のレベルアップを図る
- 難易度:難しい
-他の使用者の評価-
地頭を鍛える:花まる学習会式算数脳ドリル 立体王
『きらめき算数脳』同様、地頭を鍛える教材です。
サイコロを転がすと3回転がした時にいくつの目が上を向いているか?というような問題を頭で考えながら、また付録で付いているサイコロなどを自分で組み立てて実際にころがして見ながら、空間認知能力を磨く構成になっています。
中学受験の算数でも空間認知能力が試される問題が多くでますが、中には解法といえるようなテクニックがなく、空間認知能力がそのまま試される問題もありますので、小さい頃からこのような能力を磨くことは意味あることだと思います。
何よりも、親と子が一緒になってサイコロを作り、実験のようにお勉強ができたという点が一番良い点でした。
- 対象: 全ての小学1年生
- 目的: 空間把握能力と地頭の向上
- 難易度:難しい
-他の使用者の評価-
他の空間認知能力を鍛える教材は空間把握能力を磨く玩具の記事を参考にしてください。
基礎固め:はなまるリトル1ねんせい さんすう
四谷大塚出版の低学年問題集シリーズ。このシリーズは1~3年生までしか出ておらず、恐らく塾に行く前の学習用として四谷大塚が作成したもの。
本のねらいは『算数のイメージを広げる』こと。レベル的には↓の『習熟プリント』と↑の『きらめき算数脳』の間ぐらい。
大手進学塾から出ていますが、良い意味で上述の2冊の問題集とくらべて特徴がある内容ではなく、基本のお勉強をしっかり定着させて、少しだけ子供の応用力を育てる様なテキストです。
- 対象: 全ての小学1年生
- 目的: 基礎を固め応用力を育てる
- 難易度:普通
-他の使用者の評価-
学校の授業の復習に:算数習熟プリント 小学1年生
教科書に沿った内容。学校で学習する内容がしっかりと解説されており、学校の授業の進度に合わせてしっかりと復習ができる問題集です。
学校のテストで100点を目指す程度であればこの問題集だけど、将来中学受験を目指すのであればこれだけでは全く足りないって感じ。
ただし、上述の難しめの問題集だけをなっていても計算とかの基礎力は身につかないので、この問題集は子供のレベルにかかわらず、全ての小学一年生にやらせるべき。その上で、教育熱心なおうちの場合はレベルの高い上述の問題集を追加でやらせると良いでしょう。
- 対象: 全ての1年生
- 目的: 基礎力の定着を図る
- 難易度:易しい
-他の使用者の評価-
計算ドリル
算数の一番基本は計算です。繰り返し計算練習をすることで早く正確に計算できるようになりますが、学校のテキストである計算ドリルだけでは質と量ともに足りません。1~3年生の間は『百ます計算』や『賢くなるパズル』を使ってゲーム感覚で毎日計算の練習に取り組ませると良いでしょう。
詳しくは計算問題の練習方法のページを参考にしてください。
足し算、引き算が苦手な子供には
計算が苦手なようなら、小学1年生の足し算引き算補助教材の記事を参考にしてください。いきなり『8+7はいくつ?』とやられても、普通はわからないと思います。。。まずは、計算の意味やイメージがを持つことが算数のお勉強の第一歩。焦らず行きましょう (,,゚Д゚) ガンバレ!。
数字をきれいに書く練習
小学一年生の算数で一番最初にやるべき勉強が数字の書き方です。数字の書き方の練習などこのタイミングをのがすと一生することないでしょうから、一度だけ一年生の始めにやっておきましょう。数字が汚いと4と9、1と7など見分けが付かないことになり、ゆくゆく計算問題でミスが多発することになりますので。
-他の使用者の評価-
算数とは関係ないですが、もっと重要なのがひらがなの書き方の練習。こちらは一冊やった程度では綺麗な字が書ける訳ではありませんが、習字を習っていない場合は必ずやらせておくべきでしょう。
自分は習字を6年間習っていましたが字は汚い事から子供には習字を習わせず、代わりに市販の教材をひとしきりやって字の書き方のお勉強は終わりにしました。子供も字は綺麗な方ではないので効果は???ですが、だからといって字の練習を一度もさせない訳にはいかないので。
-他の使用者の評価-
小学一年生の算数の勉強法 まとめ
小学1年生 算数のおすすめの勉強法は、学校で学習する基礎を固める為の問題集である『算数習熟プリント』と、算数で最も大事な計算を早く正確にできるようにする為の計算ドリル「百ます計算」や「賢くなるパズル」を毎日やること。
それにくわえて、親子でスキンシップを取りながら、ゲーム感覚で地頭を鍛える『算数脳ドリル立体王』や『きらめき算数脳』を週末に取り組めば完璧です。
一年生から何冊も勉強させるの?と思うかもしれませんが、一日一時間勉強する子供であれば、国語の勉強と併せても問題集が足りなくなる程度の量です。
また、お受験で失敗し、中学受験でのリベンジを胸に秘めたご家庭の子供は一年生から塾に通います。当然その子供たちの勉強量はこんなもんで済まない訳で。4年生から進学塾に入ったうちの子はこのあたりの実力差をいきなり感じることになりました。
※↓の問題集は下から上へと進むように並べてあります。
この勉強法に辿り着く前の失敗:ピグマキッズくらぶ
上記の勉強法に辿り着く前には、サピックスの通信教育『ピグマキッズくらぶ』を使ってました。小学一年生から通信教育を始めたのに別段の理由はなく、単に自分が子供のとき学研の通信教材を使っていて、たまたま成績も良かったからです。
数ある通信教材の中から、『ピグマキッズくらぶ』を選んだのも確固とした理由なし。『進研ゼミ』、『Z会』、『知の翼』、『ドラゼミ』などとパンフレットを読んで比較はしましたが、なんとなく一番よさそうに見えたからです。
通信教育はしりませんが、『ピグマキッズくらぶ』を使って実感したことは、「いい教材には違いないが、出費が痛い。。。」ということ。なんせ年会費10,800円プラス月会費5,184円です。
そこで本屋でいろいろ探してみると、何分の一の値段でクオリティーの高い市販の教材が色々あるではないですか ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ。
市販に質の高い計算ドリルやら問題集が販売されていることに気づいた後『ピグマキッズくらぶ』は退会しました。多くの選択肢の中からベストなものを選ぶので教材の質はむしろ高まっているし、費用も大幅に安くなるしといいことづくめ (`・∀・´)エッヘン!!。
ただし、『ピグマキッズくらぶ』から送ってくるのは問題集だけではありません。買えば数百円程度でしょうが、石や化石の標本やら、双眼鏡やらの付録が毎回色々ついてくるわけで、子供はこれを楽しみにしています。
付録の代わりとして、本以外の勉強グッズである科学実験セットや工作キットも毎月のように購入しましたが、それでも『ピグマキッズくらぶ』よりはずっと安く済んでいます。