中学受験 国語:お勧めの勉強法と問題集&参考書

中学受験の国語の勉強法は、①語彙を広げ、②受験頻出漢字を確実に覚え、③文法/ことわざ等の小問題対策をし、④正しい解法を意識して読解問題を解くこと。

語彙、漢字の問題集は反復演習を徹底し、読解問題は一題で良いから毎日取り組む事が重要。毎日一題当たる場合、一か月で一冊の問題集が必要となり、6年生の4月から始めたとしても12月までに最低でも9冊となり、どの教科より多くの問題集が必要となります。

以下がその為に必要な中学受験対応のおすすめ国語問題集となります。下から順に進めて行くように並べてあります。※偏差値は四谷大塚基準

 

時間制限付き読解演習:中学入試 最高水準問題集 国語

中学受験 国語の勉強法⑩:時間制限をつけた読解演習を行う

解説の薄さ故に最初は敬遠していた読解問題集ですが、受験本番2か月前に他の問題集をやり尽くしてしまったのでこの『最高水準問題集』まで手を広げました。

筑駒、開成、灘、学習院、海城、桜蔭、フェリス、東大寺学園、ラサール、麻布、暁星、桐朋、駒場東邦の過去問から構成されており、一つの読解問題が25~30分となっている限りなく本番に近い読解問題集です。レベルはここに挙げている問題集の中では最難関。御三家もしくはそれに準ずる学校を志望校としない子供にとっては制限時間内に解ききれないと思います。また、内容も難解なものが多く、うちの子の場合、文書を読んでも内容がつかめないものが結構ありました。そういう問題における慣れも含めて本番の良い演習となります。

論理的な文書14問、文学的な文書13問、詩5問から構成されています。うちの子の志望校には詩が出題されたことがないので、論理的な文書と文学的な文書のみ手を付けました。論理的な文書と文学的な文書を毎日交互にやって一か月で終了。この後は受験する学校の過去問のみに集中です。

この問題集で身につけた能力はレベルの高い学校の問題を時間内にやり切るスピード力の強化。この問題集は『何かを学ぶ』ものではなく、『今まで学んだスキルを磨く』為の演習問題集と言えるでしょう。この問題集を時間内にそれなりの正解率でこなせるようになれば、女子校であれば桜蔭以外は合格レベルまで到達できる実力となります。

 

予期せず役立ったのは、漢字チェックのコーナー。同音異義語、同訓異字、形が似ている漢字・訓読みの漢字、四字熟語が計7ページにわたって密度濃く掲載されており、クイックに最後のチェックができます。漢字は漢字の問題集でしっかりやったつもりだったので、結構できない漢字が見つかって助かりました。

最初は敬遠していたものの間違いなくやって良かった問題集です。ただし解説が薄いので親が添削をしてあげられる家庭限定の問題集となることに注意が必要です。

  • 対象: 最難関校を目指す6年生
  • 目的: 読解を時間内で解く練習
  • 難易度:御三家に準ずる
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時間制限付き読解演習:塾で教える国語 実戦問題集

中学受験 国語の勉強法⑨:時間制限をつけた読解演習を行う

実際の中学入試問題から良問だけを取り出し、詳しく解説されてます。この問題集に到達する迄勉強が進んでいるということは、単に正解できるようになれば良いという段階でなく、いかに短い時間で正解を導き出せるか?という勉強法に移行しているはず。この問題集は読解問題ごとに時間の目安が記述してあるので、時間を気にした読解練習として最適です。両問題集とも問題数は27問。一問あたりの解答時間は15分~60分迄で様々です。

『実践問題集』でない『参考書版』もありますが、国語は参考書を読んで問題の解き方を学習するより、『実際に問題を解きながらどういうステップで解答にたどり着くのか学習する』のがおすすめの勉強法です。参考書に記載されている少ない問題数だけでは理解の定着ができません。

中学受験対策の国語の問題集としては最高レベルとなり、過去問で使用されている学校は四谷偏差値60オーバーの学校が中心となっています。じゃ、それ以下の偏差値の子供は解けないくらい難しいか?というと、そこは中学受験といえ国語。算数と違い答えを出すのはそれほど難しくありません。難しいのは、『制限時間』を守る事であり、ここを鍛える問題集となります。

  • 対象: 中学受験を目指す6年生
  • 目的: 読解を時間内で解く練習
  • 難易度:偏差値60迄の受験対応

-論理的文書の読解-

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-文学的文書の読解-

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時間制限付き読解演習:国語 読解ファイナル

中学受験 国語の勉強法⑧:時間制限をつけた読解演習を行う

解説の薄さ故に最初は敬遠していた読解問題集のうちの一冊。上記の『塾で教える国語 実戦問題集』が予定より2か月早く終わってしまい、急遽追加で今まで敬遠していた問題集の中からベストな二冊を選んだ結果、この問題集と上述の『最高水準問題集』となりました。下の問題集から攻略していき、ここに到達する時点で入試まで4か月以上あるなら『毎日読解問題に触れる』為に活用すべき問題集です。3か月未満であるならば、この『読解ファイナル』を飛ばして上記の『塾で教える国語 実戦問題集』へ進みましょう。

中学入試の過去問を中心に問題が構成され、物語・小説文が12問、説明・論説文が12問、随筆分が10問の計34問からなっています。制限時間は各20~25分。過去問は獨協、森村学園、甲陽学院、鎌倉学園、聖学院、山脇学園、逗子開成、桐朋、吉祥女子、雙葉、芝、灘などの入試問題から抜粋されており、各カテゴリーの中の難易度の幅は結構広いく、一応難易度別にAランクとBランクに別れています。うちの子はBランクの問題でほぼ時間内、Aランクは常に数分早く終わりましたので、残りの日数から逆算してAランクの問題をいくつかすっ飛ばしました。

この問題集の特色は『随筆』が『説明文』と別カテゴリーに分けられている所。ここに挙げてある問題集の中でも、この問題集だけの特色だと思います。色々親子で試行錯誤した結果、『説明文』は文章を読まずに各問題毎に必要な箇所を都度丹念に読みながら進み、『物語文』は文章にざっと目を通してから問題に入り、問題に必要な部分を丹念に読み直す解法に行きついたものですから、『随筆文』をどっちでやるか?という良い気づきとなりました(結果、『随筆文』は『説明文』の解法を適用すると決定)。

解説は無くはないですが、各問題につき精々2~3行。解説が薄いので親が添削をしてあげられる家庭向きですが、問題がそこまで難しくないので当初敬遠していたほど解説が薄いという欠点は気になりませんでした。

  • 対象: 中学受験を目指す6年生
  • 目的: 毎日一題取り組む為の数合わせ
  • 難易度:偏差値55程度
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読解問題の解法の演習:啓明舎が紡ぐ小学国語読解の完成

『中学受験 国語の勉強法⑦』の為に必要な一冊

読解問題の解き方をこれほど丁寧に分かり易く解説している中学受験対応の国語問題集は他にはありません。ここで解き方を身につけ、そのやり方を身につける練習をするために上記『塾で教える国語 実戦問題集』に移行するのがお勧めの勉強法です。

受験校のレベルに関わらず、この問題集を終わらせることろまでが国語の中学受験勉強では必要となります。これは3シリーズになっている最終シリーズ。『5年・6年向け』は『3年~5年向け』と『4年~6年向け』の学習が終了している前提での解説になっていますので、必ずそちらを学習すること。6年生にとっても『3年~5年向け』が易しすぎることはなく、無駄にはなりません。

この『5年~6年向け』の難易度は相当高く、上述の『塾で教える国語 実戦問題集』とほぼ同等。むしろ文章はこちらの方が余程長い。『塾で教える国語 実戦問題集』は時間の目安が決まっているので、時間内になる練習とじっくり読み込む練習と問題集を一日交代で使用していくのがお勧めの勉強法です。問題数は比較的長めの読解問題が29問。

  • 対象: 中学受験の5年,全ての6年
  • 目的: 読解問題解法ルールの定着
  • 難易度:偏差値55迄の受験対応

-5年~6年向け-

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読解問題の解法の演習:日能研の中学受験用国語問題集

『中学受験 国語の勉強法⑦』の為に必要な一冊

日能研の中学受験用の国語問題集3部作の内、『読解』と『記述』の2冊です。もう一冊『語句・文法』がありますが、このジャンルの学習は『でる順過去問 ことわざ・語句・文法』を一冊やっておけば十分です。

問題は日能研が『過去の入試問題を徹底的に分析し、構築したデータベースをもとに、実際の入試問題を難易度別・分野別に再構成』したものとか。国語の問題をどうデータベース化して分析したのかは分かりませんが、掲載されている文章の質が高く解説のが詳しい中学受験の為の問題集には間違いありません。

上述の問題集より文字が大きく子供にとって取っ付きやすい見た目です。

  • 対象: 6年生
  • 目的: 読解問題解法ルールの演習
  • 難易度:偏差値50迄の受験対応

-読解-

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-記述-

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読解問題の解法の演習:啓明舎が紡ぐ小学国語読解の応用

『中学受験 国語の勉強法⑦』の為に必要な一冊

読解問題の解き方がしっかり分かります。ここで解き方を身につけ、そのやり方を身につける練習をするためにその後の問題集をやるというのが国語の勉強法のお勧め。3シリーズになっている中級編。このシリーズは読解問題集の基軸に置くべき最高の問題集。

『3年~5年向け』で学習した国語の解き方を受験頻出テーマにより定着させる構成。掲載されている35の読解問題の解説の中で回答の解説の中に何に着目して答えればよいのかが詳しく説明されている他、「接続詞の補充問題」、「説明文・論説分の読み方」、「詩・短歌・俳句」、「物語・随筆の読み方」、「記述の基本」という5つのワンポイント講座が記載されています。

中学受験の有無にかかわらず、このシリーズは全ての小学生におすすめの国語の問題集です。この問題集で学習する内容は大学受験まで役に立ちます (`・∀・´)エッヘン!!。

  • 対象: 全ての4年、5年、6年生
  • 目的: 読解問題解法ルールの演習
  • 難易度:偏差値50迄の受験対応

-4年~6年向け-

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読解問題の解法の演習: 論理エンジン 小学生版 6年生

中学受験 国語の勉強法⑦:国語力向上のため、読解問題は最低一日一問やる

字が小さすぎず、解説が長すぎず、子供にとって取っ付きやすい国語の問題集です。学習済みの解法に基づくトレーニング教材としておすすめ。国語問題集の超定番ですが、問題数が少ないのがやや難点。

同シリーズで同じく6年生を対象としたものが2冊ありますが、水色の論理エンジンが中学受験レベルの問題集。八章からなっており、各章ごとに異なる読解問題5問で構成されています(計40問)。一方の緑色の論理エンジンは掲載されているのは10の文章だけど、一つの文章を5つのステップに分けて細かく問題を読み解いていきます。

問題集の構成は違えど、文書の長さはどちらも同じで難易度もほぼ同じ。両問題集で同じ文章が掲載されていることもありません。質の高い問題集が限られている中、中学受験生を対象とした水色だけをやるのではなく、両方とも活用すべき問題集です。

6年生が対象となってますが、上述の『啓明舎が紡ぐ小学国語読解の完成―4年~6年向け』より易しいです。

  • 対象: 全ての5年生、6年生
  • 目的: 読解問題解法ルールの定着
  • 難易度:偏差値45迄の受験対応

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読解問題の解法を学習: 受験国語の読解テクニック

中学受験 国語の勉強法⑥:読解の解き方のルールをしっかり理解する

毎日読解問題に触れることで国語力の向上を図る場合、どの問題集も大体一か月で終了してしまいますので一年で12冊の読解問題集が必要となります。読解の解法は↓の『啓明舎が紡ぐ小学国語読解の基礎』がベストですが、中学入試本番まで毎日一題こなす為に購入する必要が出てきた比較的良い読解問題集となります。

読みの基本』、『傍線の手順と設問チェック』、『抜き出し問題の手順』、『記号選択問題の手順』、『記述問題の手順』、『制限時間の中で解く手順』という章から構成されておりそれぞれ制限時間が15-20分程度の文章問題が2題ずつついています。最後に『入試問題に挑戦』という章で説明的文書と文学的文書が5題ずつ。こちらは制限時間30分と本番さながらの長さの問題があります。

全ての問題は中学入試の過去問から出題されており、出典は日本大、神戸女学院、筑駒、渋幕、西大和学園、実践女子学園、帝京大、成城学園、東大寺学園、桐朋、渋渋など。

この問題集の良い点は解法の説明が非常に詳しく、子供だけで学習が進む点。ただし一冊に全ての解法を入れ込んでいるので、演習量としては不十分。

読解の解法は↓の『啓明舎が紡ぐ小学国語読解の基礎』で学習しているとはいえ、一冊だけで解法を覚えきれる訳でもないのでこの問題集をやる意味はあります。

  • 対象: 全ての5年、6年生
  • 目的: 読解問題解法ルールの習得
  • 難易度:偏差値40迄の受験対応
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読解問題の解法を学習: 啓明舎が紡ぐ小学国語読解の基礎

中学受験 国語の勉強法⑥:読解の解き方のルールをしっかり理解する

この問題集は小学生の国語学習の基軸に置くべき最高の問題集。(`・ω・´)シャキーン。

読解問題の解き方がしっかり解説されていますので、ここで解き方を身につけ、そのやり方を身につける練習をするためにその後の問題集をやるという勉強法がお勧めです。3シリーズになっている初級編。

『どこで×がつけられるのか?○○の設問にはどういう形の答え方をすればよいのか?』を理解させ、『「なんとなく」書いていた答案を、「こう書かなくてはマルがもらえない」というレベルにもっていく』為の問題集です。49の読解問題と17の「おやくそくとおけいこ」という解法の説明から構成されています。

具体的にこの問題集で記述されている例を引用すると以下のとおり。

  • 書きぬくときは一字ずつ、漢字は漢字で、ひらがなはひらがなで書き写します。設問の支持どおりにこたえることが鉄則です。
  • 「具体的に答えなさい」とは、「できるだけ目にうかぶようにはっきりと書く」ことです。答えは【事実】【例】のところに多くあるといっても良いのです。
  • 「なに」「なんですか」と聞かれたらことがら・物の名前で答える。
  • 「なぜですか」「どうしてですか」と聞かれたら「~(だ)から」「~(な)ので」と答える。

『3年~5年向け』といえでも、この問題集をやっていない場合は6年生であったとしてもここから学習を始め、「読解における解答のお約束」をしっかり理解してからその他の問題集で読解の演習に入ること。

  • 対象: 全ての4年、5年、6年生
  • 目的: 読解問題解法ルールの習得
  • 難易度:偏差値40迄の受験対応

-3年~5年向け-

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中学受験のことわざ・語句・文法対策

中学受験 国語の勉強法⑤:漢字/ことわざ/語句/文法の小問題で確実に点をとる

これ一冊で中学入試のことわざ、語句、文法は完璧になる問題集。漢字同様点を取りやすい分野の為、何度も繰り返し6年生の夏休み終了までには完璧にできれば理想です。中学受験の国語では、漢字、ことわざ、文法が問われる小問題で確実に点を稼ぐことを意識した勉強法が必要です。

下に紹介してある難語2000で語彙の学習を終えたら、代わりの問題集としてこちらを使い始めるなどして、学習量の分散を図ると良いです。語彙は読解問題の基礎になるのでそちらが優先。こちらは極端に言えば中学受験本番前に終わっていれば良いので。。。

内容は、『慣用句』、『語句の意味』、『ことわざ・故事成語』、『助動詞の識別』、『敬語』、『助詞の識別』、『その他の品詞』、『主語・述語、修飾・被修飾の関係』から構成されています。問題は実際の中学入試における過去問が中心。

上の子の経験からいえば、ことわざ・語句・文法はこの問題集一冊で十分。中学受験 国語の主戦場はあくまで読解問題です。

  • 対象: 中学受験する5年生,6年生
  • 目的: ことわざ/文法問題の制覇
  • 難易度:普通

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言葉のニュアンスを知り物語文に強くなる:国語語彙力 2週間でつかめる受験国語のコツ

中学受験 国語の勉強法④:気持ちを表す単語を知ることが物語文攻略の第一歩

↓の必須難語シリーズと平行して、この問題集をやっておきましょう。載っているのは、「なごやかだ」、「いきり立つ」、「とがめる」、「やるせない」、「わびしい」、「腹をくくる」というような難語2000に載っていないけど(=難語ではない?)人生経験の少ない小学生でニュアンスを掴むのが難しい言葉。このような言葉のニュアンスを正しく読み取れないと中学受験の物語文で主人公の気持ちを汲み取る問題には正解できない訳で、子供が上記の言葉の意味を2つ以上知らない場合はこの問題集を使って学習してみてください。

サピックスでは『コトノハ』という語句のニュアンスの学習ができる大変良い問題集がありました。内容が大変良い一方で、薄っぺらい問題集ですぐに終わってしまったので、同じような問題集を本屋で探した結果見つけました。

  • 対象: 全ての4年、5年、6年生
  • 目的: 語彙力の強化
  • 難易度:易しい

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国語の基礎力を高める:中学受験必須難語シリーズ

中学受験 国語の勉強法③:語彙を増やすことが読解攻略の第一歩

中学受験の読解問題集をこなすうちに徐々に難しい言葉を覚えていくかと思っていたが、次から次に知らない単語が出てきて辞書引くだけで時間がかかる。本格的に受験勉強を開始する前に語彙を集中して学習しておくと時間が節約できて効果的です。知っている単語の数が増えると、明らかに成績がアップします。

逆に言えば、文章問題や解き方のテクニックを勉強しているのに、読解の成績が上がらない場合は語彙力の欠如を疑った方が良いです。これは、自分がどうやって英語のテストに対応していたか思い出すと分かり易いですが、わからない単語があちらこちにに出てきてもすっ飛ばして文章を読んでいる感じ。そんな読み方していれば、読解問題で成績があがるわけがありません エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?。

遅くとも5年生の3学期からでスタートできるのであれば中学受験必須難語2000を使う勉強法がお勧めですが、6年生からでは分量の多さゆえとても太刀打ちできません。6年生から語彙を増やそうと思うのであれば『中学受験必須難語600』の方にすること。2000より劣るはいえ、志望校が偏差値55未満の子どもであればこれさえも相当な勉強になるはずであり、語彙力強化により国語の成績の押し上げが期待できます。

参考までに難語600と難語2000の「う」から始まる言葉をいくつか並べてみます。2000の赤字は600に記述して語句。

600 :うがつ、請け合い、承る、うさんくさい、うそぶく

2000:初々しい、右往左往、う回、うかつ、うがつ、浮かばれない、浮き足立つ、浮き彫り、憂き目、請け合い承る、雨後の筍、うさんくさい、後ろ髪をひかれる、後ろ暗い、後ろ盾、後ろめたい、後ろ指をさされる、有象無象、嘘から出たまこと、うそぶく

中学受験するから勉強する必要のある特殊な言葉でなく、どれも国語の勉強をする上で必要な言葉ばかりとなっています。

  • 対象: 全ての4年、5年、6年生
  • 目的: 語彙力の強化
  • 難易度:基本

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中学受験対策としての漢字学習

中学受験 国語の勉強法②:漢字は頻出を押さえ、時間をかけすぎない

中学受験の国語において、漢字は点を稼ぐことができるボーナス問題です。確実に得点できるよう、漏れのない学習が必要です。

先取り学習用には『漢字 基本トレーニング』を使用し、全ての漢字を覚えたら中学受験対策用に『中学入試 でる順過去問 漢字』を使用する勉強法が学習効率が一番高くなります。

内容は、漢字の書き取り、漢字の読み取り、部首、同音異義語、送り仮名、音読みと訓読み、同訓異字、画数と筆順、四字熟語、対義語/類義語、熟語づくり、熟語の組み立て、打消しの漢字のつく熟語、の章で構成されています。

上の子の中学受験対策としての漢字学習はこの問題集一冊でしたが、模試の漢字問題はほぼ正解が取れていました。下の子はサピックスに通わせたことがあり、ぶっちぎり収録されている漢字数の多い本屋さんでも購入できるサピックスの『漢字の要』を使わされてましたが、上の子より漢字ができないことが発覚。レベルが高すぎる問題集は役に立たない典型的な失敗例となりました (ノД`)シクシク。誤解を恐れず言うと、『漢字の要』は量が多すぎて御三家狙い以外の子供には逆効果。下の子も途中までやっていた『漢字の要』を捨て、この『でる順』をつかって漢字学習を再出発させています。

中学受験の為の漢字学習はやり出せばきりがありません。特に志望校が漢字をそれほど出題しない場合、漢字学習に時間をかけすぎることは非効率な勉強法になってしまうことに注意が必要です。

詳しくは漢字の勉強法のページに書きましたので参考にしてください。

  • 対象: 全ての6年生
  • 目的: 語彙力の強化
  • 難易度:偏差値55迄

 

【追記】家庭学習が順調に進み、サピックスを辞めたときより偏差値が10上がりました。最終的には志望校を御三家に変更。そのレベルとなると『でる順』だけでは漢字学習が足りず、結局『漢字の要』に戻ることになりました。

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187ページに渡り漢字がぎっしり羅列されており、学習範囲は『でる順』の比でありません。中学受験の漢字問題集としては間違いなく最高レベルです。圧倒的な学習量に一度はギブアップした教材でしたが、『出る順』を征服した後ならなんとかなりました。

最終的に『でる順』と『漢字の要』の2冊を使い潰す程反復学習しましたが、『漢字の要』を学習後に『でる順』の漢字なら全部かけるようになったという訳でもなく、2冊やって結果オーライでした。そこまでしても志望校群の過去問の漢字が完璧に答えられた訳でもなく、漢字学習はキリがありませんが。。。

 

学習漫画を使った『ことわざ』、『慣用句』、『四文字熟語』の学習

中学受験 国語の勉強法①:学習漫画を活用し、机の前以外でも勉強できる手段を持つ

ことわざ、慣用句、四文字熟語などは、その意味をひたすら『暗記』するのではなく、それが利用されるシーンまで含めて理解し、その使い方を『定着』させるのが王道の国語の勉強法です。

普通は日々の生活の中で時間をかけて身につけていくものですが、それを短期的に学習しなければいけない小学生の為には、最良の勉強法は無味乾燥な暗記でなく、日常生活で体験するであろうシーンをストーリの中で自然と覚えていく勉強法です。学習漫画の効用は中学受験の国語においても非常に大きく、実際に子供に使用させて大変威力を発揮しました。

ドラえもんの国語おもしろ攻略』、『中学入試まんが攻略BON!』がおすすめです。漫画だからといって侮ることなかれ。これらの学習漫画は中学受験対策用の学習漫画であり、レベルは相当高いです。

詳しくは国語の学習漫画のページに書きましたので参考にしてください。

 

中学受験の国語の勉強法 まとめ

中学受験の国語の問題集で一番のおすすめは『啓明舎が紡ぐ 小学国語』シリーズ。このテキストほど読解問題の答えを導き出すルールが明確にされている問題集は他になく、いくら問題を解いても国語の成績が上がらない罠から抜け出すことができます。

当然一冊だけでは足りないので、その後何冊も良質な読解問題集をやっていることになりますが、ダラダラやっていても成績は向上しません。おすすめの国語の勉強法は解法を強烈に意識して問題を解かせる練習を集中して行い、読解問題の解法をしっかりとマスターすること。これは正しい解き方をしているかどうか、親が見てあげることで効率が上がります。ここで紹介している問題集ではチェックポイントが事細かに解説されていますので、親の国語のレベルは関係ありませんのでご安心を ( ´∀`)bグッ!。

ここで紹介している質の高い読解問題集は全部で9冊。ざっと一冊で約30問程度の問題が収録されていますので一日一問ずつ読解問題を解いていくと9か月分の勉強量に相当します。最後のひと月は過去問に集中するとして、これで合計10か月分。6年生の4月から受験寸前の1月末までの勉強のペース配分の目安となります。

同時に読解基礎力の強化として、『中学受験必須難語』で子供が知っている言葉の範囲を広げながら国語の実力が確実に底上げしていきましょう。中学受験を目指しているとはいえ子供は所詮小学生。『えっ、こんな言葉も知らないの?』という状態で知らない言葉を読み飛ばしながら読解問題にあたっています。これはあたかも知らない英単語を読み飛ばしながら英語の読解問題を解いているようなもの。知っている言葉の量が中学受験における国語の成績を大きく左右します。

一方、手っ取り早く国語の成績を上げる勉強法は、『でる順ことわざ・語句・文法』と『でる順漢字』を繰り返し学習し、漢字、言葉の意味、ことわざ、文法の小問題で確実に点を取れるようにすること。読解問題と異なり、これらの問題はきっちりと学習さえしていれば確実に点を取れますし、一冊しっかり勉強すればそれなりに中学受験の問題に対応できるようになります。

  • 中学受験 国語の勉強法①:学習漫画を活用し、机の前以外でも勉強できる手段を持つ
  • 中学受験 国語の勉強法②:漢字は頻出を押さえ、時間をかけすぎない
  • 中学受験 国語の勉強法④:気持ちを表す単語を知ることが物語文攻略の第一歩
  • 中学受験 国語の勉強法③:語彙を増やすことが読解攻略の第一歩
  • 中学受験 国語の勉強法⑤:漢字/ことわざ/語句/文法の小問題で確実に点をとる
  • 中学受験 国語の勉強法⑥:読解の解き方のルールをしっかり理解する
  • 中学受験 国語の勉強法⑦:国語力向上のため、読解問題は最低一日一問やる
  • 中学受験 国語の勉強法⑧:時間制限をつけた読解演習を行う

最後にもう一つ。国語は『なんとなく』やっても答えが出るときがある科目です。解法を親が見てあげることと成績が向上しやすいかもしれません。