理科・科学の簡単でおもしろい実験キット

小学生の子供に科学への興味を持たせるには実験が一番。『学習漫画 理科』で紹介した『学校勝ちぬき戦 実験対決』は実験の面白さを子供に伝える良い本ですが、実体験をすることには敵いません。

小学生の子供におすすめの実験セットは以下のとなります。

 

天文・宇宙 月の満ち欠け体験キット

月の満ち欠けは中学入試の頻出単元。月と太陽と地球の位置関係から月の見え方を理解するのに役立ちます。往々にしてあるのが、その位置関係から月がどう見えるかを丸暗記しようとすること。暗記に頼ってしまうと、記憶があやふやになった時に対応できなくなってしまいます。この問題はどこが光るかイメージできるかにかかっています。そのためにはやはり実体験を通じて理解した方が良いはず。

糊付け作業が出てきますので、子どもが不器用な場合は親がサポートしてあげましょう。

  • 対象: 全ての小学4年生
  • 目的: 月の満ち欠け学習の実体験
  • 難易度:組み立てが難しい

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電流と磁石の実験

学校での履修は6年生ですが、先取り学習でこの単元を終えたタイミングで息抜き&学習事項の整理として活用すればよいでしょう。モーターの問題は中学入試の必須単元だけに確実に抑えておきたいところ。本だけでなく実際に現物に触れて体験していれば電磁石の問題へのハードルは低くなるはずです。

我が家では子どもがかなり不器用な為、これもほとんど親がつきっきりでの工作となりました。器用な子ども以外は親がサポートしてあげましょう。

  • 対象: 全ての小学5年生
  • 目的: 電流と磁石の学習の実体験
  • 難易度:組み立てが難しい

 

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電気の実験

手回し発電機は入試における頻出実験の1つです。自分が子どもの時にはこんな問題はなかったので、入試問題に面食らいましたが、実験セットが1300円という安さで売っていました。手回し発電機の他、やはり入試頻出アイテムのLED、コンデンサがついていますので、それが何たるかを知るにはちょうど良いグッズです。

子どもだけだと単なる玩具になってしまいますから、親と一緒にパーツひとつひとつの役割を確認しながら実験すると良いでしょう。

  • 対象: 全ての小学6年生
  • 目的: 電流と磁石の学習の実体験
  • 難易度:易しい

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てんびんの実験

てんびんの使用方法は4年生で習いますが、意外と中学入試における頻出問題です。どういう順番でてんびんを組み立て、片付けの時はどういう状態にしておけば良いのか、また分銅はどういう順番で乗せていくのか、実体験を通じながら確認した方が本の丸暗記をするより優れた学習法であることは疑いの余地はないはずです。

  • 対象: 全ての小学3年生
  • 目的: てんびんの使用方法の確認
  • 難易度:易しい

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受験勉強に直結しないが科学への興味を沸き立たせる実験セット

他にも子供が実験を体験できるグッツとして『電気磁石手作りリニアモーターカーキット』、『酸性 アルカリ性の実験』、『日本科学未来館 実験工房の実験セット』、『お湯で溶ける合金の実験セット』、『雪と氷の実験』、『結晶を作る実験』、『光の実験セット』、『ビタミンCの研究』、『音を集める実験』、『3Dの実験』、『ダンゴムシが歩く規則性観察キット』、『ろ過と蒸留の仕組みできれいな水を作る実験』などがお勧めです。

中学入試に直結する実験でないのでここでは触れませんが、これらの実験グッズに興味があれば簡単にできる小学生向けおもしろ科学実験のページを参考にしてください。

 

実験セットの使用上の注意点

小学生向けの優れた実験キットが幾つか市販されていますが、注意点が一点。どの実験キットも工作の色合いが強いので、子供が不器用な場合は実験キットを組み立てて実験をする段階までたどり着くことができません。実験キットをぐちゃぐちゃにして実験嫌いにならぬよう、親のちょっとしたサポートが必要な場合があります。子供と一緒に楽しむつもりで実験をサポートしてあげると良いでしょう。

我が家では実験キットを組み立てるのも勉強のうちと放置した結果、まともな実験をするに堪えないボロボロな実験キットが出来上がり、まともな実験結果が出ることは極めて稀でしたので (´・ω・`)ショボーン。