小学1年生 国語:おすすめの勉強法と漢字ドリル

小学1年生 国語のおすすめ勉強法は、字を綺麗に書く練習、漢字ドリル、本の朗読を毎日やることです。あとは週に一~二度読解問題集を使って勉強ができれば小学一年生としての国語の勉強としては最低ラインはクリアーです。

また、子供が読みたがる本であれば何でもよいので、ジャンルにかかわらず本はどんどん読ますべきです。本を読む習慣ができていない子供は小学4年生くらいから本格的に文章問題を勉強する段になると語彙の少なさや、文章を読む遅さが際立ちます。

以下が小学一年生のおすすめの国語の問題集と漢字ドリルです。下から順に進めて行くように並べてあります。

 

読解演習上級: 小学1年の長文読解 (毎日のドリル)

『小学1年の文章読解』の上級版で文章が長い読解問題集です。小学一年生がいきなりここから入るのは無理だろうと思えるレベルであり、下述の問題集を2冊こなしてから取り組むのが丁度良いレベル。

文章の長さは段階的になっていきますが、見た目が目にやさしいページ構成なので後段の長文でも子供に威圧感を与えません。

取り上げられている文章は教科書に採用されるような質が高い作品が多いです。

週に一問だけ文章問題に取り組んだとしても問題集一冊では到底たりませんので、子供のレベルが上がってきた時に取り組む問題集として良いでしょう。

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読解演習中級: 論理エンジン小学生版1年生

論理エンジンは小学生の読解問題集の中での定番中の定番の問題集です。レベルとしては小学一年生としての標準的なものであり、塾に通っている子供にとっては簡単に思えるようなレベルです。

この問題集を小学生の読解問題集の定番中の定番にしているのは解答解説の詳しさ。高学年にならないと自学自習とはいきませんが、解説が詳しい問題集を使う事で、子供への指導が容易になります。

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読解演習初級: 小学1年の文章読解 (毎日のドリル)

小学1年の文章読解のドリルであり、短文中心です。文章に取り上げられているのは物語文、説明文、詩。

どれ程勉強するか?によりますが、週に一回だけ読解問題にあたるとしても最低3冊以上の問題集をこなすことになります。この読解ドリルはレベルが基本→標準→発展の3段階となっていますが問題集自体が簡単なので、小学一年生の読解ドリルとして最初に使う問題集となります。

小学一年生の問題集選びで大事なことは、子供に「できた!」と感じさせる易しめのものからスタートさせること。勉強嫌いにさせないことが第一です。

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百ます計算を考案者による国語の教材です。早口言葉、宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』のような日本文学、詩、はては漢文など54点が一冊にぎっしりと詰まっています。

レベルは幅広く、初級編、中級編、上級編に分類してあります。早口言葉とかで『雨ニモ負ケズ』であれば小学一年生でも意味を理解しながら朗読できます。

上級編は『春眠暁を覚えず』とか『四面楚歌』とかの漢詩があります。これはルビがふってある漢詩の横に意味が分かり易く書いてある文章があるので、意味を理解した上で、意味不明な文章を読み上げるという朗読の仕方になります。

この教材の使用方法は読解問題集のように深く文章を読み取ることにあらず。ひたすら朗読を繰り返し、(たとえ意味が分からなくても)優れた日本語に接すすることにその目的があります。

毎日何度も同じ文章を繰り返し朗読しますので、小学一年生でも『雨ニモ負ケズ』が諳んじられるようになり、そうなった時はちょっとした感動もの。

我が家はもっぱらお風呂に入りながら小学一年生の下の子と受験勉強を始めたばかりの小学四年生の子供が使用。お風呂に置きっぱなしでカビが生えてしまったので使用期間は約半年 (m´・ω・`)m ゴメン…。

他の問題集と違い、国語の成績を上げる即効性はありませんが、子供の地頭に少しは良い影響を及ぼしたのではないかと思います。

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漢字を覚えるだけなら学校で配布される漢字ドリルだけで十分ですが、正しい書き順で漢字を書くようになるには学校の漢字ドリルでは不足です。

学校の漢字ドリルにも書き順は載っていますが、それを注意深く見ながら漢字を覚える子供は少ないのでは?と思います。少なくとも中学受験をした我が家の子供は二人とも、受験勉強を始めて漢字の書き順の問題が出てくると大苦戦でした。

この漢字ドリルは『大』という漢字のを覚えるときに「よこぼうで 左にはらって 右ばらい」というフレーズを唱えながら練習することで漢字を書き順と共に覚える勉強法となっている点が特徴です。

全ての漢字をこのような幼稚な覚え方で学習することは反対ですが、漢字の基礎となるシンプルな漢字(例えば「田」、「山」、「四」)さえ正しい書き順で書ければ、その後覚える複雑な漢字はそれらを組み合わせる、もしくは同じ書き順のルールを適用するだけですので、書き順を意識した漢字学習はそれほど重要でなくなります。

また、この漢字ドリルは可愛いイラストが見た目のハードルを低くしており、初めての漢字を勉強する小学一年生に非常に向いている漢字ドリルとなっています。

2ページ見開きに2文字が記載してあり、一つの漢字を12回練習するようになっています。漢字の由来、書き順、音読み、訓読み、部首、画数、例文など必要な情報は全て解説があります。

一年生バージョンだけでなく、各学年とも良く売れている漢字ドリルですが、小学一年生の漢字学習には特にお勧めする漢字ドリルです。

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小学生に上がる前にひらがなの書き方の練習をしていないのならば小学一年生のうちに一度練習しておきましょう。

この『ひらがな練習帳』は名門・筑波大学附属小学校で行なわれている書字指導を書籍化したもの。

このひらがな練習帳の特徴は、お手本のなぞり書きをする練習法(=頭を使わない)でなく、どこをどう気をつけて書くべきかの指示を与え、頭を使わせながら綺麗な字を書く練習をするという点にあります。

曰く、その方が学習効率が高いのだとか。

二人の子供に使わせましたが、大きくなった後の字から判断するに効果の程は正直不明。。。自分も6年間習字教室に通わせられましたが、字は極めて下手な方なのでこの練習帳一冊で字が素晴らしく綺麗になる程甘くはないということでしょう。

ただしアマゾンのレビューには効果絶大との報告が多いので、我が家の成果は親からの遺伝かもしれません。

絶大な効果が期待できなかったとしても字の練習を一度もさせない訳にもいかないので、もう一度やり直すとしてもやはりこの『ひらがな練習帳』を使うと思います。。。

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漢字の勉強も上手に字を書く練習も大事だけど、子供の人生にとって一番大事なのは読書する習慣をつけてやること。

読む本は何でもいいです。子供が好きな本をどんどん読ませてやれば良いと思う。

一番良いのが図書館で本を借りてくることだけどさすがに風呂で読む訳にいかないので、お風呂を勉強の場としている我が家は勉強系の本を結構買いました。

1年生から3年生まで買ったのがこの『なぜ?どうして?』シリーズ。それぞれ以下のような小学一年生が持ちそうな質問に対して易しく答えてある本です。

お風呂で子供に本を朗読させ、親子で「へ~、そうなんだ~。」と言いながら勉強ができる良いシリーズです。

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