中学受験合格! 漢字勉強法と学年別お勧め問題集

小学生における漢字学習には以下の3つのステージがあり、それぞれのステージで最適な問題集は異なります。

  • ステージ1:新しい漢字を覚える
  • ステージ2:学習済みの漢字を多くの熟語のバリエーションや読み方でも使えるようにする
  • ステージ3:中学受験の社会の為に小学生で習わない人物や書籍の名前を漢字で書けるようにする

小学校のテストの為だけならばステージ1まで、偏差値50までの中学受験をするならステージ2まで、偏差値50以上の中学受験を目指すならステージ3までの漢字学習が必要です。

それぞれのステージによって使うべき問題集(後述)は異なりますが、勉強法は同じです。

 

最強の漢字勉強法

最強の漢字の勉強法は以下のとおりです。

  1. 毎日少しずつ覚える
  2. 覚えた漢字は翌日にテストし、覚えるまで毎日繰り返す
  3. 覚えた漢字は一週間後にテストし、覚えるまで毎日繰り返す
  4. 一か月後に再度テストし、同じく覚えるまで毎日繰り返す

漢字だけでなく暗記学習に共通のルールです。時間と共に覚えたことを忘れるの誰にとっても共通の話であり、時間と記憶定着率をグラフで表したものが忘却曲線と呼ばれます。諸説あるやもしれませんが、記憶を保持している割合は20分後58%、1時間後44%、1日後26%、1週間後23%、1ヶ月後21%とのこと。要するに、普通の人であれば、翌日であったとしても勉強したことの四分の一しか覚えていないということです。

これを前提に繰り返し、繰り返し脳に入れる作業をしていくことで次第に記憶が定着していくそうです。以下の本の受け売りですが。。。この本には『記憶定着率を高める為の復習のタイミング』の他、『記憶に必要な睡眠時間』、『勉強教材の使い方』、『記憶力を最大限に高める方法』、『暗記科目でない科目の勉強の仕方』が脳科学に基づいて説明されていておすすめです。

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その他の勉強法はホームの小学生の正しい勉強法を参照してください。

 

ステージ1:『新しい漢字を覚える』為のおすすめ漢字ドリル

漢字学習の一番の基本は、学年毎に新たに学習する漢字をしっかりと覚えること。その為には以下を踏まえたテキストが必要です。

  • 繰り返し学習することで記憶の定着が図れること
  • できるだけ多くの熟語を通して漢字を学習すること
  • 書き順の練習を含むこと

そんな目線で本屋にならんでいる漢字ドリルの中から選んだのは『漢字 基本トレーニング』。他の漢字ドリルとの違いは学習量の厚みです。一つの漢字をあらゆる熟語という形で学習させ、2~3日学習をしては復習の単元があり、6~7日学習してはまとめのテストがあります。また、一冊のはじめには全巻の復習が、一冊の終わりには総復習もあり。この漢字ドリル、『反復式、進級式』との記載ありますが、まさにこの点において他の数ある漢字問題集の中で際立っています。

一日一ページ、6個の漢字を学習をするようになっており、28日で一冊終終了。子供にとって一日どれだけ勉強すれば良いかはっきりしているので使い勝手が良いです。

当シリーズは小学一年生を対象とする12級のからスタートしています。学年に応じたテキストを使うのが基本形ですが、中学受験をする場合は4年生から学校の学習に先んじた先取り学習をする必要があります。5年時に6年の漢字を終わらせておけば本格的な受験勉強が楽になります。

一冊終わる毎に進級していく立て付けが子どもに達成感を感じさせて先取り学習のテキストに向いています。どんどん進んでいっても記憶が定着していないと意味ありませんが、この問題集はそこがしっかりと押さえてあります。

2級迄が6年生迄に学校で習う漢字の学習用の問題集であり、1級になると受験対策用の一冊となっています。この問題集、学校で習う漢字の学習用の問題集としては群を抜いて優れていますが、受験対策用となれば上述の『中学入試 でる順過去問 漢字』の方が良いです。

各学年毎に↓のように2冊に分かれています。

-7級 (4年 上)-

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学校の漢字ドリルにも書き順は載っていますが、それを注意深く見ながら漢字を覚える子供は少ないのでは?と思います。少なくとも中学受験をした我が家の子供は二人とも、受験勉強を始めて漢字の書き順の問題が出てくると大苦戦でした。

この漢字ドリルは『大』という漢字のを覚えるときに「よこぼうで 左にはらって 右ばらい」というフレーズを唱えながら練習することで漢字を書き順と共に覚える勉強法となっている点が特徴です。

全ての漢字をこのような幼稚な覚え方で学習することは反対ですが、漢字の基礎となるシンプルな漢字(例えば「田」、「山」、「四」)さえ正しい書き順で書ければ、その後覚える複雑な漢字はそれらを組み合わせる、もしくは同じ書き順のルールを適用するだけですので、書き順を意識した漢字学習はそれほど重要でなくなります。

また、この漢字ドリルは可愛いイラストが見た目のハードルを低くしており、初めての漢字を勉強する小学一年生に非常に向いている漢字ドリルとなっています。

2ページ見開きに2文字が記載してあり、一つの漢字を12回練習するようになっています。漢字の由来、書き順、音読み、訓読み、部首、画数、例文など必要な情報は全て解説があります。

一年生バージョンだけでなく、各学年とも良く売れている漢字ドリルですが、小学一年生の漢字学習には特にお勧めする漢字ドリルです。

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ステージ2:中学受験対策の為のおすすめ漢字問題集

もう一つのステージは、一通りの学習を終えた後、中学受験レベルまでレベルを上げること。中学受験レベルといっても、算数のように中学受験でしか使わないような特殊な勉強をする訳でなく、日常に使う漢字の勉強をするだけです。中学受験の有無にかかわらず中学受験レベルの漢字の勉強はしておくべきだと思います。このステージおける漢字学習は以下のような学習が中心となってきます。

  • 同音異義語:(例)回診、会心、改心、改新、快心
  • 同訓異字: (例)収める、納める、治める、修める
  • 四字熟語: (例)温故知新、晴耕雨読、馬耳東風

上述の『漢字基本トレーニング』も1級は全ての漢字の復習を目的とする中学受験レベルの練習帳となっていますが、受験対策としては薄っぺらすぎ。幸い受験レベルとなると一気に選択肢が増えるので『漢字基本トレーニング 1級』は使わず、『中学入試 でる順過去問 漢字』を使った学習に切り替えましょう。

この問題集は中学受験の漢字対策問題集の超定番。『小学基本トレーニング』でひと通りの漢字を学習し終えた後、出やすい漢字を中心にチェック、間違えた問題を徹底的に学習した漢字でも、熟語が変われば答えられなくなるものです。しかも問題は実際の中学受験の過去問から出されているので、難易度は相当高いです。

漢字は早い段階でひと通り終わらせる方が後が楽。繰り返し繰り返し復習すること。何度やっても忘れているものです。漢字は固く点数を稼げることから、しっかりとマスターしましょう。

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同じような受験レベルの漢字学習用問題集として、サピックスが出している『漢字の要』という問題集もあります。各ページ15問ずつ、180ページにわたってひたすら文字で埋め尽くされた構成になっており、『でる順』より高い偏差値の子供の使用を想定した内容となっています。偏差値60以上の中学を狙うならこちらを使っても良いかもしれませんが、両方使った感想としては上述の『でる順』の方をお勧めします。『漢字の要』はひたすら問題ばかりで学習の面白さが感じられないので。。。

 

ステージ3:中学受験 社会対策におすすめの漢字ドリル

上の子で中学受験を初めて体験したとき、こんな小学校で習わない漢字を覚える必要あるの エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?と思いましたが、中学受験の社会のテストでは小学校で習わない漢字であっても、漢字で答えを書かないと○をもらえません。

例えば、『魏志倭人伝』、『蘇我氏』、『墾田永年私財法』、『平等院鳳凰堂』、『六波羅探題』、『比叡山延暦寺』とか (((( ;゚д゚))))アワワワワ。

当然ながら、この漢字の勉強が一番大変です。小学生にこんな事を要求する学校の気が知れませんが、受験する場合は逃げられません。

中学受験 社会の問題集をやっていく中で、漢字で回答が書いてあるものは都度漢字で書く練習をすることになりますが、これは親がしっかりとチェックしてあげる必要があります。漢字の問題集と違い社会の問題集では漢字が大きく書いていない為、『墾』とか『叡』とか子供が一人で正しく学習するのはすごく難しいので。親が毎回チェックできないばあい、以下のような中学受験の社会に出てくる漢字だけに特化した問題集できっちり勉強しておいた方が良いでしょう。

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