空間認識能力を鍛える: 小学生の空間把握能力トレーニング法

中学受験の算数で『これって知能指数次第じゃない?』と感じるのが空間図形の問題。ほとんどの問題が解法さえ身につければ答えがでるのですが、こればかりは空間認知能力の有無が大きく左右します。

この部分の強化のために我が家が取り入れた玩具が『ピタゴラスプレート』と『ロンポス101ピラミッド』。

 

空間認識能力を鍛える玩具その1: ピタゴラスプレート

日経kids+で紹介されていたピタゴラスプレートを小学4年生時に購入しました。おもちゃとしては、一歳半~というレベルのものですが、立体図形の展開図の問題に対して、具体的なイメージを持たすために有効だと判断したからです。この玩具の存在をもっと早く知っていれば、幼稚園児時代に買っていました (ノД`)シクシク。

教える側としては中学受験の大抵の算数の問題なら解答みれば理解できますが、立体図形の問題だけはどうも知能指数というか空間把握能力に相当左右されるような気がします。。。とてもじゃないですが、多面体の展開図など頭の中でイメージできません。このおもちゃにより多面体を展開図に直すイメージが持てますし、多面体が実際どういう形をしているかを自分の目で確かめる事が容易にできます。

-他の使用者の評価-

Amazonで見る

楽天市場で見る

 

上記ピタゴラスプレートの他、算数のお勉強に特化したピタゴラス算数というものもあります。違いは中に入っているパーツの数。ピタゴラスプレートは 33パーツ、ピタゴラス算数は64パーツ。立体図形のお勉強だけなら少ないパーツ数で良いですし、子供がこのような玩具を使って遊ぶ年齢であれば33パーツでは何か作って遊ぶには少なすぎます。どちらが必要かは子供の年齢で決めればよいでしょう。

『ピタゴラスプレート』が遊びに使えるものだからと言って、『ピタゴラス算数』の用に学習用に使えないということは全くありません。我が家では上の子が中学1年生の時、正八角形の展開図でどことどこの面が向かい合うかという問題が数学で出て来てこのおもちゃを久しぶりに引っ張り出してきました。まさか、中学生になっても幼稚園児のおもちゃを使って学習するとは ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ。

下の子どもは、幼稚園の年長だった頃から触れているので、空間把握力が育っていることを期待します。というわけで我が家は再度これから再度中学受験に突入! (,,゚Д゚) ガンバレ。

 

空間把握能力を鍛える玩具その2: ロンポス101ピラミッド

もう一つ空間把握能力を育てる玩具として日経kids+で紹介されていたのが『ロンポス101ピラミッド』。端的にいうと立体版パズルです。

ピタゴラスプレートのように中学受験の空間図形問題に直結するような知育玩具ではありませんが、子供が楽しみながら空間把握脳をフル回転する知育グッズとなります。

ポケットに入る大きさであり、電車の中などのちょっとした時間に取り組めます。恐らく同じく日経kids+で見たのでしょう。教育熱心そうなお母さんに連れられた子供が電車でロンポスをやっているシーンをよく見かけました。

パズルを開始するにあたって、始めから置かれるピースがレベルに応じて指示されます。そのピースの置かれ具合で難易度が決まるのですが、下は幼稚園児でもできるレベルから、上は大人でもできないレベルまで幅広です。

とはいえ受験を目指すのであれば、こういう勉強の仕方ができるのも3年生ぐらい迄なので、早めに与えてあげた方が良いでしょう。

-他の使用者の評価-

Amazonで見る

楽天市場で見る