小学3年生 国語:おすすめの勉強法と読解問題集

小学3年生 国語のおすすめ勉強法は、毎日文章問題に触れることで語彙力や読み取る力を身に着けることです。中学受験する場合は4年生から受験勉強が本格化しますので、それに備えて3年生では2年生よりレベルを上げた勉強が必要となります。

また、子供が読みたがる本であれば何でもよいので、ジャンルにかかわらず本はどんどん読ますべきです。本を読む習慣ができていない子供は小学4年生くらいから本格的に文章問題を勉強する段になると語彙の少なさや、文章を読む遅さが際立ちます。

以下が小学3年生のおすすめの国語の問題集と漢字ドリルです。下から順に進めて行くように並べてあります。

 

中学受験を意識した家庭向け: トップクラス問題集国語小学3年

ここで紹介している問題集があっさり終わってしまった場合の最高レベルの問題集です。

前半は言葉や単語などの問題で、中後半は中長文読解。レベルはここで取り上げている問題集の中では群を抜いて難しく、我が家ではやってはみたものの、消化しきれなかった感はあります。偏差値でいうと65以上レベルで中学受験でいうと御三家レベルに相当します。

解説が詳しく、なぜと問われたら「~から」「~ため」と解答すること等、読解の解法についての説明がしっかりされています。

中学受験する場合でも無理して使う必要はなく、下述の『啓明舎が紡ぐ小学国語読解の基礎』でしっかりと読解の解法を習得する方が重要となります。

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啓明舎が紡ぐ小学国語読解の基礎―3年~5年向け

解答する上の注意点が詳しく解説されている、国語の受験勉強の最初の一冊です。3シリーズになっている初級編ですが、6年生にも充分通用する内容です。

中学受験読解問題のレベルアップに役立った最強の問題集をどれか一冊挙げろといわれれば、この問題集がその一冊となります

『理由を聞かれているので、回答は「~だから」で終えること』など、ありとあらゆる解答のルールを明確に叩き込んでくれます。こういったルールをしっかり学んでおかないと、いくら読解問題を解いたところで国語の成績は上がりません。

『3年から5年向け』とありますが、対象となる子供のレベルは4年生後半くらい。3年生で使用する際にはそれまでに国語の勉強をしっかりとしてきた子供に限定されます。我が家の上の子が中学受験に臨んだ6年生の時に知った問題集で、6年生の時に使用しても大いに役立った程です。

有名シリーズでないので大型書店かネット以外では買えません。この問題集にたどり着いた人は相当問題集探しに時間をかけた人だけでしょう。

  • 対象: 全ての4年生、5年生
  • 目的: 読解問題解法ルールの習得
  • 難易度:易しい

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読解演習上級: ハイレベ100小学3年読解力

物語、伝記、歴史、詩など幅広い分野からの文章から100回分の文章問題が掲載されており、標準レベル→ハイレベ→最レベの3段階に分けられています。

レベルは『ハイレベ』という程でなく『ちょいむず』くらい。でも、いきなりこの問題集から読解の勉強を始めるのには向きません。

この問題集の特徴は圧倒的な文章問題の多さ。語学の勉強は毎日やることが理想ですが、これだけの問題があれば他の読解問題集と合わせれば一日一問文章問題にあたることができます。

読解のテクニックを磨くというより、多くの文章に触れることで語彙力や考える力を磨くことが目的の問題集となります。

制限時間と合格点が書かれているので、学習の目安に使えます。

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読解演習中級: 論理エンジン小学生版3年生

論理エンジンは小学生の読解問題集の中での定番中の定番の問題集です。レベルとしては小学3年生としての標準的なものであり、塾に通っている子供にとっては簡単に思えるようなレベルです。

この問題集を小学生の読解問題集の定番中の定番にしているのは解答解説の詳しさ。高学年にならないと自学自習とはいきませんが、解説が詳しい問題集を使う事で、子供への指導が容易になります。

問題数は少な目なので、毎日やれば一か月もかからずに終わってしまいます。

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百ます計算を考案者による国語の教材です。早口言葉、宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』のような日本文学、詩、はては漢文など54点が一冊にぎっしりと詰まっています。

レベルは幅広く、初級編、中級編、上級編に分類してあります。早口言葉とかで『雨ニモ負ケズ』であれば小学一年生でも意味を理解しながら朗読できます。

上級編は『春眠暁を覚えず』とか『四面楚歌』とかの漢詩があります。これはルビがふってある漢詩の横に意味が分かり易く書いてある文章があるので、意味を理解した上で、意味不明な文章を読み上げるという朗読の仕方になります。

この教材の使用方法は読解問題集のように深く文章を読み取ることにあらず。ひたすら朗読を繰り返し、(たとえ意味が分からなくても)優れた日本語に接すすることにその目的があります。

毎日何度も同じ文章を繰り返し朗読しますので、小学一年生でも『雨ニモ負ケズ』が諳んじられるようになり、そうなった時はちょっとした感動もの。

我が家はもっぱらお風呂に入りながら小学一年生の下の子と受験勉強を始めたばかりの小学四年生の子供が使用。お風呂に置きっぱなしでカビが生えてしまったので使用期間は約半年 (m´・ω・`)m ゴメン…。

他の問題集と違い、国語の成績を上げる即効性はありませんが、子供の地頭に少しは良い影響を及ぼしたのではないかと思います。

国語学習の基礎となる漢字・ひらがな・かたかなを正確に使いこなす力と、伝えたいことを的確に表現するための語彙力を養うことが目的のZ会からでている問題集。

3年生で習う漢字とその漢字を使った熟語、四字熟語、同音異義語、同訓異字、類義語、対義語、ことわざなどを学習できるようになっています。

読解問題集と違い、覚えるまで間違えた問題を何度も学習する勉強法で学習を進めたい問題集です。

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漢字の勉強も上手に字を書く練習も大事だけど、子供の人生にとって一番大事なのは読書する習慣をつけてやること。

読む本は何でもいいです。子供が好きな本をどんどん読ませてやれば良いと思う。

一番良いのが図書館で本を借りてくることだけどさすがに風呂で読む訳にいかないので、お風呂を勉強の場としている我が家は勉強系の本を結構買いました。

1年生から3年生まで買ったのがこの『なぜ?どうして?』シリーズ。それぞれ以下のような小学3年生が持ちそうな質問に対して易しく答えてある本です。

お風呂で子供に本を朗読させ、親子で「へ~、そうなんだ~。」と言いながら勉強ができる良いシリーズです。

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