小学4年生 社会:お勧めの勉強法と問題集

小学4年生の社会の勉強法は、①先取り学習をどんどん進めること、②中学受験を意識したレベルの問題集で理解を深めること、③学習漫画を活用した歴史の勉強を進めること、が重要です。

特に家庭学習で中学受験を目指す場合、4年生の為の中学受験問題集を使い先取り学習のペースを掴む必要があります。

以下が小学4年生のおすすめの社会の問題集です。下から順に進めて行くように並べてあります。

 

ウイニングステップ

中学受験向け問 題集として学年別に学習内容が別れている問題集が他になく、社会の学習ペースをつかむのに最適な問題集。字が小さすぎず、ステップバイステップでレベルを上げていく構成で受験を考える4年生が使う社会の問題集としては最良の問題集です。

同じく大手進学塾から出ている日能研の『社会の基本問題小学4年』は失敗でした。『基本問題』というタイトルに騙されこちらから始めたものの、難しすぎて途中で断念です。せっかくやったところも繰り返し学習も出来きなかったので全くの時間の無駄で終わりました。

難易度別にステップアップしていく構成のウィニングステップの方が断然お勧めです。

  • 対象: 中学受験を目指す4年生
  • 目的: 中学受験に向けた発展学習
  • 難易度:普通

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くもんの社会集中学習小学4年生、5年生

4年生の社会の学習で一番大事なことは、まず学校の学習内容を完全に理解すること。この社会の問題集は教科書の内容に完全に対応しており、問題を解きながら学習できる形式が自学用に最適です。この問題集でひとつの単元を終えたら、上記『ウイニングステップ』を使って知識の定着と深化を図るとよいでしょう。

中学受験を狙う人は4年生にうちに5年生の範囲まで先取り学習を開始する必要があります。ペースは大手進学塾である日能研が出している上記『ウイニングステップ』を参考にすれば良いでしょう。

  • 対象: 中学受験の4年/全ての5年
  • 目的: 先取り学習/学校の授業対応
  • 難易度:易しい

学校で教える4年生の授業に対応

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中学受験生は5年生の先取り学習が必要

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『特進クラスの社会』と『わかる!できる!応用自在 社会』

理科の参考書は1冊で事足りますが、中学受験をする場合、社会の問題集はこの2冊とも必要になります。それぞれの特徴は以下の通り。

応用自在:    ページ構成が見やすく、小学生にとっつきやすい構成。メインの参考書として使用し、学習単元の予習としてざっと目を通す使い方をする際に最適な参考書。

特進クラス: 中学入試においては出題される人物や出来事が非常に後半に登ります。その都度、知らない人物は出来事を参考書を使って調べる必要がありますが、『応用自在』や『自由自在』の索引は首をかしげるほど索引数が少ない。唯一この特進クラスだけが実用に耐える索引を備えている。一方、他の2冊の参考書と比較し、大学受験の参考書か?と見紛うような小学生には敷居が高いページ構成。お堅すぎます。。。。

ということで、予習用で『応用自在』を使い、調べ物で『特進クラス』を使うのが最も学習効率が高いと思います。どちらか一冊ということであれば、索引が充実している『特進クラス』の方を選択。

応用自在には『総仕上げチェック』と『入試問題に挑戦 実力診断問題』、特進クラスには『まとめチェック』と『力試しの問題 入試標準レベル』と『チャレンジ問題 入試発展レベル』という問題があります。難易度は特進クラスの問題の方が高いです。どちらにしろ問題数が少なすぎて問題集としての用途には向きません。参考書としてのみ使用し、問題は問題集として優れた他の問題集を使った方が効率的な学習ができます。

  • 対象: 中学受験をする4~6年生
  • 目的: 参考書として活用
  • 難易度:普通

 

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中学受験に役立ったお勧めの学習漫画

中学受験の社会の勉強において学習漫画は必須アイテムです。

歴史のお勧めの受験勉強方法は、歴史漫画を活用しテストに出る問題を自然に覚える事で暗記学習の苦痛を軽減することと、なぜ歴史がそのように動いたか『時代の背景』を理解する事。そして一番大事なことは、歴史を好きになり学習事項に興味を持つことです。『風雲児たち』、『その時歴史が動いた』、『まんが日本の歴史』が大いに威力を発揮します。

歴史ほどではありませんが、地理・公民も役に立つ学習漫画があります。本格的な受験勉強に入り無味乾燥な暗記で悪戦苦闘する前に、『ドラえもんの社会おもしろ攻略』と『中学入試まんが攻略BON!』を読んでおくとその後の机に向かった勉強がずっと楽になります。

我が家では受験前日まで、我が家ではお風呂やトイレの時間に子供が楽しみとしてこれらの漫画を読んでいましたし、高校生になった今でも『風雲児たち』と『その時歴史が動いた』は読んでいます。

詳しくは受験にも役立つ歴史漫画のページと地理・公民の学習漫画のページに書きましたので参照にしてください。

 



 

都道府県地理カード

学受験の社会は暗記科目故、短い隙間時間を利用して勉強できるよう、暗記カードを活用。最終的には『コアプラス』を使ってひたすら暗記することになりますが、その前段階としてこちらで親とゲーム感覚で暗記に取り組めればベスト。4年生、5年生はまだ子どもですから、最初はこのぐらいから受験勉強に徐々に入って行くとよいでしょう。

楽に暗記をする仕掛けとして『おフロでおぼえる にほんちず&せかいちず』もお勧めです。都道府県の場所と名前、および県庁所在地、人口、特産品、川の名前が自然に覚えられようお風呂の壁に貼っておく地図です。詳しくはお風呂で使える勉強グッズを参考にしてください。

  • 対象: 中学受験をする4、5年生
  • 目的: ゲーム感覚での暗記学習
  • 難易度:普通

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小学4年生の社会の勉強法 まとめ

小学4年生の社会で最も大事な勉強は、社会に興味を持たせ、単なる暗記でなく『なぜそうなっているのか?』という全体の流れをつかませることです。これがしっかりできているかで、本格的受験勉強に入った時の知識の吸収具合が変わってきます。この点、『風雲児たち』や『日本の歴史』などの良質な歴史漫画がお勧めです。

『くもんの社会集中学習』で基礎を固め、『ウイニングステップ』で発展的な学習をしっかりと行えば、いわゆる机に向かった勉強としては十分でしょう。