小学3年生 算数:お勧めの勉強法と問題集

小学3年生の算数の勉強法は、①学校での履修内容をしっかりマスターすること、次に②量、レベルともに受験を意識したレベルに引き上げることです。

中学受験をする場合は4年生から本格的な受験勉強が始まります。早い子供は小学一年生から塾に通っているため、三年生でその子供達にキャッチアップすることを意識した勉強が必要となるわけです。

以下が小学3年生のおすすめの算数問題集です。下から順に進めて行くように並べてあります。

 

トップクラス問題集算数小学3年

これは中学受験を目指す子どもの問題集。標準クラス、ハイクラスA、ハイクラスB、トップクラスとステップ・バイ・ステップになっており、段階的に実力がつく仕組みになっているところが使い勝手が良いです。

トップクラスの問題は偏差値60を超えてくるレベルであり、出来なかったとしても問題はなく、むしろじっくり考える姿勢を養う事ができる点が好ましいです。下にそれなりの問題集の数が並べてありますが、3年生一年間かけてとなるとはっきり言って物足りないはず。そういった点では中学受験の有無に関わらずやっておいて損はないと思います。

  • 対象: 中学受験を目指す3年生
  • 目的: 受験勉強の準備
  • 難易度:難しい

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きらめき算数脳 小学3・4年生

きらめき算数脳は中学受験大手学習塾サピックスから出ている低学年向けの考える力を養う問題集。

習熟プリントや百ます計算が算数の基本を学ぶテキストなのに対し、こちらはひたすら考える事が必要になるテキストです。中学受験の問題も解法パターンを覚える勉強がメインとなりますから、小学生の段階で時間を気にせずとにかく考えぬくという経験ができる3年生まででしょう。その間に地頭を鍛えるこのような問題集は有意義だと思います。

3-4年向けとありますが、3年生から焦ることなく始めるとよいでしょう。終わるのが4年生の終わりになっても良いくらいの気構えでじっくりと考え抜く経験を子どもにさせてあげましょう。

  • 対象: 全ての小学3年生
  • 目的: 地頭のレベルアップ
  • 難易度:難しい

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中級算数習熟プリント 小学3年生

教科書に沿った内容。学校で学習する内容がしっかりと解説されており、学校の授業の進度に合わせてしっかりと復習ができる問題集です。

学校のテストで100点を目指す程度であればこの問題集だけど、将来中学受験を目指すのであればこれだけでは全く足りないって感じ。

ただし、上述の難しめの問題集だけをなっていても計算とかの基礎力は身につかないので、この問題集は子供のレベルにかかわらず、全ての小学一年生にやらせるべき。その上で、教育熱心なおうちの場合はレベルの高い上述の問題集を追加でやらせると良いでしょう。

  • 対象: 全ての小学3年生
  • 目的: 基礎力の定着を図る
  • 難易度:易しい

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計算練習の問題集

算数の一番基本は計算です。繰り返し計算練習をすることで早く正確に計算できるようになりますが、学校のテキストである計算ドリルだけでは質と量ともに足りません。1~3年生の間は『百ます計算』や『賢くなるパズル』を使ってゲーム感覚で毎日計算の練習に取り組ませると良いでしょう。

詳しくは計算問題の練習方法のページを参考にしてください。

小学3年生の算数の勉強法 まとめ

小学3年生で使うべき問題集は、1年生、2年生で使うべき問題集として取り上げたものと同じシリーズです。

違うところは、3年生のお勉強には中学受験勉強がスタートする4年生に向けた準備の要素が入ること。『皆4年生から受験勉強スタートするんだよね』などと思って塾に入れると、結構な子供が1年生から進学塾通いをしていますのでいきなり『へっ、なんでこんなに差がついてるの?ひょっとしてうちの子バカ?』という偏差値がでてきます (←体験談 \(^o^)/オワタ)。

偏差値55以上を目の中学受験を視野に入れる場合は、『学校じゃいつも100点』では全然足りません。レベルの高い問題集で学校の学習内容以上の実力をつけておく必要があります。本格的な中学受験が始まる4年生の一歩手前の3年生から少し背伸びをした勉強をしておきましょう。