中学受験の勉強で子供のやる気を出す方法

親の言うことを聞く小学生時代とはいえ、中学受験で結果を出すには子供のやる気が不可欠です。我が家の場合は子供が自分でやると言い出し、いつでも止めて良いと言っているのもかかわらず結構頑張ってました。要因を考えると、以下のようなことがプラスに作用したのだと思います。

やる気

 

中学受験比率が高い地域に住む

クラスの三分の一くらいが受験している地域に住んでいますので「私も受けたい」と子供から行ってきました。東京だとクラスの半分以上が受験組という小学校もあるようです。みんながなっていると、子供も苦しくても止めるに止められない状況となります。

 

自分は勉強ができるんだと3年生までに信じ込ませる

勉強に対して苦手意識がある子が中学受験を自ら目指すことはないでしょう。そういう意味では中学受験の勉強は4年生からとなりますが、その下準備はもっと前からなされなければなりません。ちょっと親が目をかけてあげれば小学3年生までの勉強ができないなんてあり得ませんから、全く難しい事ではありません。まだ子供が1~3年生であればここで紹介してある問題集で勉強させてみてください。すぐにクラスで勉強ができる方になるはずです。

 

小さい頃から中学校の文化祭に連れていく

子供のモチベーションを引き出すためには偏差値の高い学校の文化祭に行くのが良いでしょう。今まで何校も行きましたが、面白いくらい偏差値と文化祭のレベルは比例しています。『こういう学校に行きたい』、と子供が言い出すこと請け合いです。自分の偏差値にあった学校に行くのは5年生で良いでしょう(6年生ではそんなことしているヒマもなくなります。)。

6~11月にかけて、あっちこっちで文化祭が催されます。学校見学と身構えるのでなく、子供を遊びに連れていく感覚で行けばよいでしょう。行けばわかりますが、小さい子がいっぱい遊びに来ています。進学希望者もいるでしょうが、兄弟とか、近所の子供とか。子供だけでなく大人もとっても楽しめます。

一番良かったのは男子校では早稲田中学。ここの折り紙部の展示物は凄いの一言。女子校では豊島岡と吉祥女子。両方とも演劇部が凄く良かった。オペラ座の怪人やったのはどっちだったかな~。 ( ・∀・)イイ!!

文化祭

 

子供のレベルにあった勉強をする

勉強自体は苦痛でも、できるようになる感覚は誰にとって良いものです。同時にどれだけやっても出来ないという気にさせては絶対ダメ。子供にあった問題集で勉強し、難易度を子供のレベルに合わせて上げることが重要です。

 

ほとんど無効:餌でつる

テストで何点とったら~とか欲しいもの買ってあげるとか、塾のクラスがXXになったらディズニーに連れて行ってあげるとか、中学受験の結果に影響を与えるような動機付けには殆どなりません。結局、子供にしてみれば、苦労してまで欲しいものでは無いんでしょうね。我が家では与えた目標が達成されたためしが無かったので心配無用でしたが、達成されたら達成されたで、そのモチベーションを維持させるためにどうしたら良いのか悩んだでしょうね。。。

 

 

小学生のやる気を高めるのは簡単です。一旦その方向に進めば、中学受験に成功し、進学先で優秀なお友達と切磋琢磨し合い、後は勝手に良い循環に入っていきます。

中学生ともなれば親のできることは ほぼない訳で。。。